ストレスは働く上で必ず存在するものであり、正しく対処しなければ、日々の業務や生活に支障をきたす可能性があります。ストレスコーピングはストレス対処の方法の一つで、近年注目されている考え方です。

今回は、ストレスコーピングについて種類や方法を詳しく解説します。ストレスの要因にも触れますので、是非チェックしてみてください。

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ストレスコーピングとは?

ストレスコーピングとは、簡単に説明すると、「ストレスにうまく対処すること」です。

ストレスという言葉はもともと物理的な「圧力」を表す意味として扱われていましたが、1936年にカナダの生理学者セリエが、はじめて医学的・生物学的な意味で使用しました。セリエは、動物や人間が外的な刺激を受けたとき、自分をその刺激から守るために起こる生体反応について説明するのに「ストレス」という言葉を用いました。

その後、1984年にラザルスが心理学の分野でもこの言葉を使い始め、現在では外部環境からの刺激(ストレッサー)により、心身に有害な反応(ストレス反応)が起こる過程をストレスと呼び、それにうまく対処していくことを「ストレスコーピング」と呼ぶようになりました。

ストレスが発生するメカニズム

社会で働き生きていく上では、多種多様な人との交流やさまざまな経験など、外部との関わりなくしては成り立ちません。

そのためストレスは日々生まれ、内容によっては心身の負担として蓄積されてしまいます。そのため働く人の多くが、さまざまなストレスを抱えているのです。また、ストレッサーによって引き起こされる心身への影響は「ストレス反応」と呼ばれ、心理的・身体的・行動面の3つに分かれます。

具体的には、心理的なものとしては不安状態になることや、身体的なものとしては動機、行動面としてはアルコール依存などです。人間はストレッサーに対し、自らにどれだけ「悪」であるのかを判断します。判断の方法としては、「そのものへの対処(コーピング)」によって異なります。

これらの段階を経ることで、ストレッサーをストレスとして捉えるため、ストレスコーピングがカギとなるのです。

ストレスコーピングにおける6つの種類

ここからはストレスコーピングの種類をご紹介します。

実は、ストレスコーピングと言ってもその種類は一つではありません。

ストレスコーピングは、大きく6種類に分類できます。

    1. 問題焦点型
    2. 社会的支援探索型
    3. 情動焦点型
    4. 認知的再評価型
    5. 気晴らし型
    6. リラクゼーション型

それぞれのストレスコーピングについて、順番にみていきましょう。

1.問題焦点型コーピング

問題焦点型コーピングとは、ストレスの根本的原因であるストレッサーに目を向けた対処法のことです。

【具体例】

  • 苦手な上司や人がいる場合はできるだけ距離を置く
  • 設定した目標の難易度が高いならレベルを下げる
  • 部屋が寒いと感じたなら服を重ね着したり暖房をつけたりする

ただし、ストレスの原因を根本から解決するのはそう簡単ではありません。対処法を実行する難易度が高かったり、実行できても多くの体力を消耗したりする可能性が高いです。

2.社会的支援探索型コーピング

社会的支援探索型コーピングとは、ストレスの基となる出来事を身近な人に相談して助言をもらうなど、第三者からサポートを受けて解決に向かう方法のことです。

【具体例】

  • 職場に苦手な人がいる場合に上司や同僚に相談する
  • 勉強で苦手な箇所を分かる人に教えてもらう
  • 経済的に苦しい状況になった場合に利用できる支援サービスを活用する

社会的支援探索型コーピングを活用するためには、家族や友人と親密な関係を築いたり、万が一の場合に利用できるサービスを把握しておいたりと、身の回りの環境を整える必要があります。

 3.情動焦点型コーピング

情動焦点型コーピングとは、ストレッサーによって生じた感情にフォーカスしてコントロールを図る方法です。

【具体例】

例えば、悲しい出来事によって生じたネガティブな感情を家族や友人、専門家などの第三者に伝えるという対処法が挙げられます。

また、想いを伝えられる人がすぐに見つからない場合は、感情を心に留めておく感情抑制という方法を取る場合も少なくありません。

 4.認知的再評価型コーピング

認知的再評価型コーピングとは、生じた出来事に対する考え方や捉え方の角度を変える方法です。

【具体例】

  • 苦手な分野を伸びしろと捉える
  • 厳しい指摘や批判を期待の裏返しだと受け止める
  • ピンチの局面を成長のチャンスと考える

認知的再評価型コーピングを活用すれば、たとえマイナスな出来事でも、捉え方によってはプラスにも捉えられます。よって、前向きな思考に傾きやすくもなります。

 5.気晴らし型コーピング

気晴らし型コーピングとは、自分の趣味や好きなことに取り組み、気持ちのリフレッシュを図る方法です。一般的なストレス解消法と言われています。

【具体例】

  • 好きな食べ物を食べる
  • 好きな音楽を聴く
  • 好きな運動をして体を動かす

気晴らし型コーピングは、根本的な原因に目を向ける対処法ではありません。あくまでもストレッサーによって引き起こされるストレス反応を緩和するものですが、とても効果的な対処法のひとつです。

6.リラクゼーション型コーピング

リラクゼーション型コーピングとは、リラクゼーションによってストレス緩和を図る方法です。

【主なリラクゼーション】

  • ヨガ
  • マッサージ
  • サウナ
  • ヘッドスパ
  • トリートメント

実は、これらの方法もストレスコーピングのひとつなのです。休日や仕事終わりを利用して積極的にリラクゼーションを取り入れることがストレス発散につながります。

まとめ

今回は、ストレスコーピングの概要や方法についてご紹介しました。是非日々の生活の中に取り入れていただき、少しでもストレスが軽減されるような生活を実践してみてください。

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